素敵な花が定期的に届く、花のサブスク。
近年、在宅ワークが普及し、家にいる時間が増えた人も多いでしょう。
花のサブスクはとくに「家にいる時間が長い人」におすすめのサービスです。
きれいな花は置くだけで、空間を華やかに彩ってくれます。
そこで本記事では、おすすめの花のサブスク(定期便)を紹介します。
花のサブスクの選び方や、花のサブスクに関する質問にも回答するので、ぜひ参考にしてください。
花のサブスクを利用し、日常に「癒し」を取り入れましょう。
花のサブスク(定期便)の選び方を紹介
花のサブスク(定期便)には、さまざまなサービスがあります。
ここでは、花のサブスクを選ぶ際の以下のポイントを紹介します。
料金で選ぶ

花のサブスクは継続的に利用するサービスのため、ムリなく続けられる料金のサービスを選びましょう。
基本的に、花のボリュームによって料金が変わります。
花のボリュームは、少ないもので1〜2本です。
ボリュームの少ないプランは、1回約500円から購入できます。
購入前に飾る場所をイメージし、花のボリュームを考えましょう。
まず試してみたい人は、リーズナブルなプランからはじめてみるのがおすすめです。
また、料金に送料が含まれているかを必ず確認しましょう。
なかには送料が含まれておらず、別途必要になる場合があります。
たとえば「ブルーミー」のリッチプランでは、毎回550円の送料がかかります。
サービスによっては、沖縄や北海道などは別途費用がかかるケースもあるので、料金に送料が含まれているサービスがおすすめです。
配達方法で選ぶ

花のサブスクの主な配達方法は「ポスト投函」と「対面配達」です。
それぞれ以下のメリット・デメリットがあります。
配達方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ポスト投函 | ・留守の時でも受け取りやすい ・送料が安い | ・花が傷みやすい ・ポストに入らないサイズは受け取れない |
対面配達 | ・手渡しのため、花が傷みにくい ・どのようなサイズの花も受け取りやすい | ・留守の時は受け取れない ・再配達の場合は、花が傷みやすい |
上記の配達方法のほかに「店舗受け取り」が可能なサービスもあります。
店舗受け取りなら、好きなタイミングで近くの店舗で受け取れるので、非常に便利です。
しかし、店舗受け取りを行っているサービスは多くありません。
サブスクをはじめる前に、自分に合った配達方法を確認してから購入しましょう。
花のプランで選ぶ

花のサブスクは、毎回季節に合った花を届けてくれるのが一般的です。
しかしどのような花が届くかは、サービスやプランによって異なります。
多くのサービスの公式サイトには、プランに含まれる花の写真が掲載されています。
プランを選ぶときは、好みの花があるかチェックしましょう。
また、飾る部屋の雰囲気に合っているプランを選ぶのがおすすめです。
「どのような色味の花が合うか」「花の大きさはどれくらいがいいか」など、具体的にイメージしましょう。
イメージがはっきりすると、自分に合ったプランを見つけやすくなります。
解約のしやすさで選ぶ

花のサブスクは、決まった周期でお花が届く定期契約が多いです。
ただサービスによっては、契約の期間内だと解約料がかかる「縛り」があります。
そのため購入する前に、1年間や半年など「契約期間の縛り」がないか確認しましょう。
「サービス内容が合わない」「経済的に続けられない」などの理由で、サービスを解約することもあるでしょう。
いつでも解約できるよう、縛りのないサービスがおすすめです。
また、配達をスキップ(休止)するサービスがあるかもチェックしましょう。
旅行や出張などで長期的に家を空けるときに、スキップできるサービスがあれば安心です。
花のサブスク(定期便)おすすめサービスを比較
花のサブスク(定期便)のおすすめサービスを紹介します。
ここでは以下5つのサービスを比較します。
サービス名 | 運営会社 | プランの数 | 料金(税込) | 配達方法 | 解約の縛り |
---|---|---|---|---|---|
ハナノヒ | 日比谷花壇 | 6 | 月額1,085円〜 | 店舗受け取り(宅配はなし) | なし |
ブルーミー | ユーザーライク株式会社 | 3 | 550円/回 + 送料275円〜 | ポスト投函 | あり(最低4回) |
HitoHana(ひとはな) | Beer and Tech | 5 | 1,320円/回〜 | 宅配 | なし |
medelu(メデル) | hanami | 10 | 698円/回〜 | ポスト投函 / 宅配 | なし |
ピュアフラワー | 株式会社ピュアフラワーFC | 1 | 月額1,900円 | 専門スタッフが配達 | なし |
ハナノヒ 日比谷花壇
ハナノヒは、アプリで簡単に花を受け取れるサービスです。
使い方は、アプリ上で花を購入し、店舗でQRコードをかざすだけです。
アプリ上で支払いを済ませられるので、店舗でスムーズに受け取れます。
都合のいいタイミングで受け取りに行けるので、留守が多い人でも安心です。
ただ、店舗受け取りだけのため、宅配には対応していません。
ハナノヒでは以下6種類のプランを用意しています。
プラン名 | 内容 | 料金(税込) |
---|---|---|
ココハナプラン | 月6回まで1回1本 対象の切り花から選べる | 1,085円 |
イクハナプラン | 毎日1本 対象の切り花から選べる | 2,185円 |
ツムハナプラン | 月6回、1回990円まで好きな切り花が選び放題 | 2,955円 |
サクハナプラン | 月6回、1回1,430円まで好きな切り花が選び放題 | 4,385円 |
ハナハナプラン | 月6回、1回3,300円まで好きな切り花が選び放題 | 9,665円 |
イコーハナヤプラン | 月6回、1回6,600円まで好きな切り花が選び放題 | 17,465円 |
店舗は北海道から九州まで、全国に展開しています。
東京都内だけで36店舗を構え、自宅近くの店舗から受け取りが可能です。
もし近所に店舗がない人は、同じ会社が運営するもうひとつのサービス「ハナノヒ 365days」がおすすめです。
ハナノヒ 365daysは、毎月宅配便で家まで花を届けてくれます。
家の近くに店舗があり、店舗で受け取りたい方はアプリ版の「ハナノヒ」、宅配を希望する方は「ハナノヒ 365days」を選ぶといいでしょう。
口コミでは「お得な価格」「店舗で受け取れる」点が好評です。
ブルーミー(bloomee)
ブルーミーは、ポスト投函で気軽に花を受け取れるサービスです。
ポスト投函は、花へのダメージが気になりますが、ブルーミーでは以下の取り組みを行っています。
- 花を守る専用パッケージ
- 鮮度を守るたっぷりの水分
- 無料の品質保証
丈夫さと通気性にこだわったパッケージを採用し、花へのダメージを減らします。
また、根元にたっぷりの水分を含ませて配送するため、ポスト投函から時間が経っても安心です。
万が一、花に元気がなければ、無料で新しい花を再送してくれる保証もついています。
ブルーミーのプランは以下の3種類です。
プラン名 | 花の本数 | 料金(税込) |
---|---|---|
体験プラン | 3本 | 550円+送料275円/回 |
レギュラープラン | 4本以上 | 880円+送料385円/回 |
リッチプラン | 8本以上 | 1,980円+送料550円/回 |
少し割高になりますが、定期購入ではなく、1度だけの購入も可能です。
たとえば、レギュラープランの定期購入は880円 + 送料ですが、1回購入の場合は1,200円 + 送料となります。
口コミでは「ポスト投函は、忙しくても受け取れるから便利」という声が多く挙がっています。
HitoHana(ひとはな)
HitoHana(ひとはな)は、20万人以上が登録する人気のフラワーデリバリーサービスです。
HitoHanaは「5つのボリューム」「7カラー」から、自由にカスタマイズできる点が特徴です。
以下の5つの中から選び、ボリュームによって料金が変わります。
ボリューム | 花の本数と長さ | 料金(税込) |
---|---|---|
Lite | 4~6本 約15cm | 1,320円/回 |
S | 4~9本 約25cm | 1,980円/回 |
M | 7~11本 約25cm | 2,640円/回 |
L | 10~15本 約35cm | 3,850円/回 |
LL | 13~20本 約35cm | 4,950円/回 |
ボリュームを選んだら、以下の7つの選択肢からカラーを選びます。
カラーによる値段の変動はありません。
- おまかせ
- ピンク
- レッド
- ブラウン
- ブルー&パープル
- イエロー&オレンジ
- ホワイト&グリーン
ボリュームとカラーのカスタマイズは、毎回変更することが可能です。
また、配達の頻度は「毎週」「2週間ごと」「毎月」から選べます。
口コミでは「毎週届くのが楽しみ」「カラーを選べる点がいい」という声が挙がっています。
medelu(メデル)
創業100年以上と歴史のある花の定期便サービス「medelu」。
medeluでは、ほかのサービスと比べ約30〜50倍の「年間で約5,000種類」の花を取り扱っています。
プランも豊富に用意され、以下の10種類から選べます。
コース | ボリューム | 花の本数と長さ | 料金 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
ANYROOM | Mini Lite Lite+ Basic | 3~4本 約23cm 5~6本 約30~40cm 5~7本 約40cm 6~9本 約49cm | 698円/回 1,240円/回 1,540円/回 2,178円/回 | さまざまな花を楽しみたい人におすすめ |
MODERN | Lite Lite+ Basic | 5~6本 約30~40cm 5~7本 約40cm 6~9本 約49cm | 1,570円/回 1,870円/回 2,508円/回 | シンプルな部屋におすすめ |
NATURAL | Lite Lite+ Basic | 5~6本 約30~40cm 5~7本 約40cm 6~9本 約49cm | 1,240円/回 1,540円/回 2,178円/回 | ナチュラルな部屋におすすめ |
ボリュームの大きさによって宅配方法が変わります。
MiniとLiteはポスト投函が可能ですが、Lite+とBasicは手渡しや宅配ボックス、または置き配です。
medeluでは、生産者と市場から直接仕入れたお花を発送しています。
また、同封されている栄養剤を使うことで、より長く新鮮な花を楽しむことが可能です。
口コミでは「不在時でも受け取れる」「丁寧な気配り」が好評です。
ピュアフラワー
新鮮な花をリーズナブルな価格で購入できる「ピュアフラワー」。
なかには月額3,000円を超えるサービスもありますが、ピュアフラワーは月額1,900円でボリュームのある花束が届きます。
ピュアフラワー最大の特徴は、宅配業者を使わず、スタッフが家まで配達してくれる点です。
一般の宅配業者は花の扱いが専門ではないため、配送途中で花を傷めてしまうことがあります。
その点ピュアフラワーなら、専門スタッフが丁寧に配送してくれるので安心です。
留守の際は、指定の場所に置き配も可能です。
ピュアフラワーは、ひとつのプランのみで、1回950円の花束を月2回配達します。
リーズナブルな価格なのに、送料が無料なのも嬉しいポイントです。
口コミでは「ボリュームが多く、満足」という声が多く挙がっています。
【タイプ別】おすすめの花サブスク(定期便)はどれ?
ここでは、タイプ別におすすめの花のサブスク(定期便)を紹介します。
料金が手軽なサービス
初めて花のサブスクを購入する人は、どれがいいのかわからないと感じる方も多いでしょう。
まずは料金が安く、気軽にはじめられるサービスがおすすめです。
以下4つのサービスは、どれも1,500円以下ではじめられる手軽なプランとなっています。
サービス | プラン | 花の本数 | 料金(2022年7月現在) |
---|---|---|---|
ブルーミー | 体験プラン | 3本 | 550円+送料275円/回 |
hanameku | ライトプラン | 3〜4本 | 858円/回 |
HitoHana | Lite | 4〜6本 | 1,320円/回 |
medelu | ANYROOM COURSE Mini | 3〜4本 | 698円/回 |
ブルーミーは、550円(+送料)でお試しができるリーズナブルな体験プランを用意しています。
さらにポスト投函なので、留守が多い人でも気軽に受け取れます。
hanamekuのライトプランも、ポスト投函が可能です。
HitoHanaのLiteは、好みのカラーを7種類からカスタマイズできる点が特徴です。
medeluのANYROOM COURSE Miniは、どのような部屋にもマッチするデザインとなっています。
花にこだわったサービス
花の質や鮮度にこだわりたい人は、以下のサービスがおすすめです。
「霽れと褻」は、注文後に採花をし、その日のうちに発送するため、新鮮な花が届きます。
また、花の豆知識を学べる「花新聞」を配布するサービスも魅力のひとつです。
花の知識だけでなく、生産者の話や花の素敵な飾り方など、花のある生活をより楽しむための情報が盛り込まれています。
「LIFFT」は流通過程をシンプルにし、花の鮮度そのままに速やかな配達を実現しました。
花のケア方法や飾り方についてのコラムが掲載された「ジャーナル」が付いてくるコースも用意されています。
直接手渡しで受け取れるサービス
手渡しの利点は傷みにくく、ポストに入らないサイズの花を受け取れることです。
以下3つのサービスはポスト投函ではなく、直接手渡しで受け取れるサービスです。
ピュアフラワーは宅配便ではなく、スタッフが自宅まで届けるサービスです。
花を扱うプロが細心の注意を払って届けてくれるので、安心して受け取れます。
ハナノヒは、店舗受け取りとなります。
近くの店舗に、都合のいいタイミングで受け取りに行ける点が特徴です。
HitoHanaはポスト投函ではなく、専用ボックスに入れて宅配便として送られます。
花のサブスク(定期便)に関するよくある質問と回答
花のサブスク(定期便)の購入を検討する際は、以下の質問をおさえておきましょう。
一輪だけ受け取ることはできる?
花のサブスクでは、花束ではなく一輪だけ受け取ることも可能です。
「ハナノヒ」では、以下の2つのプランを用意しています。
配達の頻度が異なるため、自分にあったプランを選びましょう。
また、一輪だけではないものの、「HitoHana」は2〜4本のプラン(Lite)を用意しています。
ボリュームのある花束より、少ない本数の花を楽しみたい人におすすめです。
切り花と鉢植えはどっちがいい?
自宅に花を飾る場合、主に「切り花」と「鉢植え」の2つの方法があります。
切り花は、花瓶に水を入れて花を飾ります。
鉢植えは、鉢に土を入れ、毎日水をあげる方法です。
それぞれ以下のメリット・デメリットがあります。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
切り花 | ・どこにでも飾れる | ・水を変える手間がかかる ・長持ちしない |
鉢植え | ・給水するだけでよく、水を変える手間がかからない ・長持ちする | ・土が入っているため、室内を汚す可能性がある |
花のサブスクでは、切り花として配送される場合がほとんどです。
室内インテリアとして気軽に飾りたい人は切り花、玄関や庭などに飾る場合は鉢植えがおすすめです。
花を長持ちさせるためには?
花を長持ちさせるために、以下のポイントをおさえましょう。
- 水を毎日替える
- 余分な葉を取り除く
- 茎の根元1~2cmを斜めにカットする
- 花瓶を清潔に保つ
余分な葉っぱとは「枯れている葉」や「水に浸かってしまう葉っぱ」です。
葉っぱが水に浸かると腐りやすくなるため、取り除いたほうが長持ちします。
また、茎の断面を斜めにカットすることで、水を吸い上げる断面が大きくなります。
さらに、毎日水を変えることはもちろんですが、その際に花瓶も洗いましょう。
花瓶が汚いと、花が水を吸い上げる際に、汚れや菌も一緒に吸い込んでしまいます。
そのため、花瓶を清潔に保つことも、花を長持ちさせるために大切です。
花のサブスクまとめ
本記事は、花のサブスク(定期便)について紹介しました。
さまざまなサービスやプランがある花のサブスク。
花のサブスクを選ぶ際は、以下の項目を参考にしてください。
- 料金で選ぶ
- 配達方法で選ぶ
- 花のプランで選ぶ
- 解約のしやすさで選ぶ
花のサブスクを利用し、おうち時間を彩りましょう。
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